資産形成の新定番となった「クレカ積立」、中でも“高付与率”と話題のSBI証券×三井住友カードゴールドカード(NL)の組み合わせは、2025年も多くの投資家に選ばれています。しかし「本当にお得なの?」「デメリットはない?」といった疑問を持ってる方もいると思います。
本記事では、最新のポイント還元率、実際のメリット・デメリット、どんな人におすすめか/やめた方がいい人などを詳しく解説します。
SBI証券×三井住友カードゴールドカード(NL)のクレカ積立とは?
SBI証券のクレカ積立とは、毎月の投資信託購入の決済にクレジットカードを利用する仕組みです。これにより、積立額に応じたポイント還元を受けられ、効率よく資産形成+ポイント運用が可能となります。
三井住友カードゴールド(NL)は、年会費実質無料(年間100万円利用で翌年度以降無料)、安心の付帯保険・高い還元率で注目度No.1のクレカ。このカードでSBI証券のクレカ積立を行うと、利用実績に応じたVポイント還元が受けられます。
還元率(2025年7月時点)
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年間利用100万円以上 → 積立額に対し 1.0%ポイント還元(月最大1000ポイント=年間最大12,000ポイント)
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年間利用10万円以上 → 0.75%
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年間利用10万円未満 → ポイント付与なし
※積立額は月10万円まで/投信全銘柄対象/新NISA・特定口座・つみたてNISAに対応。
メリット|SBI証券×三井住友カードゴールド(NL)クレカ積立はここがすごい!
1. 高いポイント還元率(最大1.0%)
三井住友カードゴールド(NL)で年間100万円以上のショッピング利用を達成すると、積立額に対して1.0%のVポイント還元(月最大10万円積立=最大1,000ポイント/年12,000ポイント)が受け取れます。
通常のクレジットカードでも0.5%~0.75%が一般的な中、「1%」は投資リターンに上乗せでき魅力的です。
ポイントはSBI証券で投資信託購入にも再活用可能で、「投資+ポイント再投資」の複利効果も狙えます。
2. 新NISAにも対応
新NISA(2024年以降の非課税制度)の、つみたて投資枠/成長投資枠ともに最大月10万円までクレカ積立が利用可能です。
新NISAの「非課税運用益」+「積立でポイント還元」という二重のお得も享受できます。
3. 毎月自動引き落としで手間いらず
一度設定すれば、銀行振込や入金手続き不要で毎月自動決済と積立が完了し投資の“習慣化”がしやすく、積立忘れもありません。
忙しい社会人や初心者にも継続性が高く、放置で資産形成ができます。
4. ためたポイントを再び投資へ
付与されたVポイントはSBI証券の投資信託の買付に利用可能です。また、現金や銀行振込の手間なしでポイントを“再投資→さらに増やす”好循環を実現できます。
5. 資金管理・現金圧迫なしの資産形成
クレジットカードの締日・支払日に合わせて引き落としがされるため月末の資金調整がしやすく、急な資金拘束を避けた“柔軟なキャッシュフロー”で運用可能です。
投資信託の積立は現金引き落とし(銀行口座)と選択可能だが、クレカ積立は引き落とし明細管理も容易にできます。
6. 証券口座・クレカの一元管理、アプリも便利
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SBI証券の管理画面や三井住友カードアプリから、「投資額・残高・ポイント履歴」と「日々のカード利用履歴」の両方がスマホで一括チェックできるため、初心者でも資産推移や家計管理がしやすいです。
デメリット・注意点|慎重にチェック
1. 年間100万円利用未満だと還元率低下・0%も
前年のカード利用実績が100万円未満になるとポイント還元率は0.75%や0%に落ちます。条件クリアできない年はお得感が大きく減るため、計画的な利用額の見極めが不可欠です。
カード積立自体は「年間利用額判定の対象外」で、別途ショッピング利用を積み上げる必要があります。
2. クレジットカード枠の消費
クレカ積立分も「ショッピング枠」を消費するため、カード枠一杯の利用や高額決済との重複時には枠切れ・利用不可が起きるリスクあるので、枠の余裕を常に意識する必要があります。
3. ポイント還元率・制度の将来変更リスク
社会情勢や業界トレンドで今後ポイント還元率や制度そのものが変更になる場合もあります。
2025年10月以降はクレカ積立やポイント施策に業界規制が及ぶ動向もあり、直近の最新条件に注意が必要です。
4. 積立額は年間利用集計額にカウントされない
クレカ積立分は「年間利用額100万円達成」の集計対象とはなりません。積立の他にコンビニ・通販・公共料金など他の決済で合計100万円以上必要です。
100万円のハードルが思ったより高い場合、自分に最適な還元率か再チェックをしてください。
5. 元本保証なし・投資リスクは不可避
積立対象はあくまで投資信託・ETF等=価格変動する資産です。普通預金や定期預金のような「絶対安全資産」ではなく、元本割れする可能性=リスク資産であることを理解することが重要です。
おすすめできる人/できない人
おすすめできる人
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普段のカード利用で年間100万円を問題なく達成できる人
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家賃・光熱費・通信・食費・保険料など日常支出をクレカ払いにまとめている
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NISA/つみたてNISA・特定口座で中長期の資産運用をしたい人
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ポイント投資やVポイント活用を最大化したい人
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自動引落し・資産管理の「時短・効率化」に魅力を感じる人
おすすめできない人
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普段のクレカ利用が少なく「100万円」を達成しづらい方(ポイント還元率が落ちる)
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投資枠とは別に大きなクレジット決済(リボや家計の圧迫)が重なる人
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投資初心者で「元本割れ=絶対イヤ」という方(投資自体のリスクは不可避)
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クレジットカードの一元管理が苦手、使いすぎが不安な方
よくある質問
まとめ|SBI証券×三井住友カードゴールド(NL)のクレカ積立は「資産+ポイントの最適解」
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実質1.0%還元×毎月の自動積立で、現物投資+“おまけリターン”を最大化
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無理なく100万円達成できるなら、現時点で最も効率的なクレカ積立のひとつ
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注意点は「積立分は利用対象外」「還元率ダウンリスク」「投資自体のリスク」もあること
普段遣いでクレジット決済が多い人や、新NISA勢、手間なく“得する運用”を始めたい人に強くおすすめできます。自身の生活スタイル・カード利用額と相談し、今すぐ活用してみてください。
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