投資ブームが続く中、「証券口座はどこがベスト?」「SBI証券と楽天証券で迷っている」という声が非常に多く聞かれます。両社ともネット証券を代表する2強であり、機能・手数料・使いやすさなどあらゆる面でハイレベル。この記事では、SBI証券と楽天証券の違いを初心者目線で全方位から比較し、どちらがよりおすすめかを解説します。
口座開設数・人気度の比較
証券会社 | 口座開設数(2024年末時点) |
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SBI証券 | 約1,366万口座(グループ合算) |
楽天証券 | 約1,193万口座 |
SBI証券がネット証券最大のシェアを持ちますが、楽天証券も10年以上で1000万超とトップクラスの実績。どちらも日本を代表する安心の証券会社です。
手数料・コストで比較
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株式売買手数料(現物・信用取引)
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両社とも手数料完全無料(0円)。単元未満株、PTS取引なども幅広く無料または格安で利用可能。
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投資信託の買付手数料
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主な人気ファンドはどちらも無料。
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為替・海外株式など
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細かな部分は違いがあるものの、大枠では手数料は同水準。「安さ」で選んでも、どちらも業界最高水準です。
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3. 取扱商品ラインナップ
比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
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国内株式 | ○(札証・福証含む全銘柄取扱) | ○(一部地方市場は非対応あり) |
米国株式 | 約5,000銘柄 | 約5,000銘柄 |
中国・韓国・ベトナムなど外国株 | 豊富(アジア各国に強み) | アメリカ中心、外国株は限定的 |
投資信託 | 約2,600本(最多) | 約2,700本(最多クラス) |
IPO | 主幹事数・取扱数トップクラス | 取扱数はSBI証券に次ぐ規模 |
夜間取引(PTS取引) | ○ | ○ |
1株(単元未満株)取引 | ○ | ○ |
SBI証券はより幅広い外国株やIPO案件を扱い、楽天証券は投資信託や米国株に加え、初心者にも分かりやすい商品ラインナップが特長。
投資信託・NISAの充実度
投資信託
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両社とも業界最多クラスの取扱数・人気ファンドを網羅
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初心者に人気の新NISA(投資信託積立)も両社で対応
新NISAのサービス&利便性
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楽天証券:楽天ポイント・クレカ積立でポイント二重取り可。ユーザー体験・利用のしやすさで高評価。
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SBI証券:「投信マイレージサービス」でのポイント付与・Vポイント、連携銀行サービスなど多彩。最大限の非課税枠活用やIPOとの合わせ技も。
ポイントプログラム・クレカ積立
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
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投資信託積立クレカ設定 | 三井住友カード・Vポイント等(最大1〜5%・プランによる) | 楽天カード(最大1%)×楽天ポイント付与 |
投信保有ポイント | Vポイント・dポイント・Ponta等 | 楽天ポイント(保有額に応じ加算) |
ポイントで投資 | 可能(V/d/Ponta) | 可能(楽天ポイント) |
楽天経済圏ユーザーは楽天証券、dポイント/Pontaなど多様なポイントを効率活用したいならSBI証券が便利。
取引ツール・スマホアプリの使いやすさ
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楽天証券
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業界屈指のスマホアプリ「iSPEED」。デザインの分かりやすさ・ニュース連携・チャート機能が初心者に好評。
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ログインなし情報閲覧、操作の軽快さが強み。
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SBI証券
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アプリ「SBI証券 株」や「米国株アプリ」など高機能。分析・情報量はトップクラスだが、初心者はやや機能の多さに戸惑うケースも。
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PC用ウェブ画面もプロ~中上級者に最適。
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両社ともにアプリの質は向上していますが、初心者は直感的操作の楽天証券、細かい分析や複数資産管理ならSBI証券が強み。
サポート・学習コンテンツ
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SBI証券:メール・チャット・電話などサポート多様。公式学習コンテンツも量・質ともに豊富。
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楽天証券:FAQ・動画・セミナーなど「初めての人向け」に特化した応援コンテンツが手厚い。マネー初心者応援Q&A、投資スタートガイドなど。
8. 特徴別・どっちが向いている?
こんな人におすすめ | SBI証券 | 楽天証券 |
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IPOや外国株にも挑戦したい | ◎ IPO主幹事数No.1、米国以外の海外株も対応 | ○ (米国株中心・新興国や地方株は非対応) |
投資信託を長期・分散で積み立てたい | ◎(ポイント還元・NISA拡張性) | ◎(楽天経済圏連携、ポイント還元率も高い) |
日々の買い物ポイントも効率活用したい | ○ 多彩なポイント選択可 | ◎ 楽天ポイント集約、楽天市場等とシームレス |
初めての証券口座で操作性を重視したい | ○ 情報量・機能重視(やや上級者向け設計) | ◎ シンプルUI・初心者優先の設計 |
サポートやマニュアル・セミナー | ◎ 各種セミナー・学習動画多数 | ◎ 初心者向け入門解説、動画やQ&Aサポートが豊富 |
まとめ|初心者におすすめは?どちらも「大正解」だが目的で選ぼう!
SBI証券も楽天証券も、手数料・取扱商品・サービス充実度ともに2025年現在のトップクラスの証券口座であり、どちらを選んでも大きな失敗がありません。
どちらが向いている?一言で解説
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日常のポイント活用や直感的に投資を始めたい、楽天サービスをよく使うなら → 楽天証券
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IPOや外国株、幅広い投資チャレンジや専門的な運用を目指す、複数のポイントを使い分けたいなら → SBI証券
特にどちらかで迷う場合は、両方口座を開設して少額ずつ活用し、使いやすさやポイント還元を体感してみるのもおすすめです。
今後もこのブログでは、初心者向けにわかりやすい金融情報や投資のコツ、最新のトレンドを発信していきます。資産形成を長く安定して続けたい方は、ぜひブックマーク&定期チェックを!
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